事例紹介一覧昭和大学病院（東京都品川区）

内視鏡センター内の検査室数を5室から7室に拡張したいとの相談を受け、限られたスペースの中でプランニングを行いました。
前処置室、リカバリーコーナー、洗浄コーナーを新たなコンセプトを持って計画し、内視鏡処置室の汎用性をカバーするためにモニターアームを導入しました。

パーテーション家具を活用することで各検査室に応じたスコープや処置具の準備、保管管理ができます。

不潔エリアとしてバックヤードからも動線を分けていますが、両手が塞がっている状態でもスタッフさんが運用しやすいシンク、洗浄機の配置としました。
オープンエリアでも換気設備を整えることで消毒薬などの臭いの対策をしています。

下部検査・処置は腸内洗浄液を飲んで腸内をきれいにしてから行いますが、排便がなかなか綺麗にならない方は追加で浣腸が必要な場合があります。そのためトイレを設置した部屋でベッドに横になってもらい処置を行います。

検査室とバックヤードはカーテンで仕切り患者のプライバシーにも配慮しています。
多くの症例をこなすためにスタッフの動線を最短距離で取っています。

ドクターの控え室でもあるカンファレンスルームでは内視鏡の症例映像をリアルタイムで配信しています。
これにより急変に対して即座に対応できたり、院内カンファレンスを行い、治療方針の検討などに活用しています。