医療営業本部 首都圏営業部フィールドサービス担当

※所属・仕事内容は取材当時のものです。

医療営業本部 首都圏営業部 フィールドサービス担当

入社を決めた理由

入社を決めた理由は、充実した研修制度があるからでした。学生時代は、ドライバーを握ったこともなく機械音痴である自覚があったのですが、入社後のビジネスマナー、製品機能研修、製造工場での修理研修などがあることを知り、この会社で意欲的に業務に取り組んでいけると感じて志望しました。実際に、研修をこなしていくことで、作業手順を体に染み込ませることができたと思っています。配属後も上司や先輩方が親身になって教えてくださり、教育体制が整っていると感じています。

現在の仕事

新卒で入社し、横浜支店でカスタマーサービス職として勤務しています。「内視鏡の映像が映らない」「内視鏡を洗う洗浄機が動かない」など、製品トラブルが発生したときに機械を復旧させることが主な仕事です。不具合の原因は色々あるため、医師や看護師に状況をヒアリングし、機械の状態を見ながら原因の特定を行います。私は、緊急性が高い案件ほど冷静かつ落ちついて対応するように心がけています。修理後、故障傾向を分析して、正しい使い方や壊れにくい使い方を医師や看護師さんにレクチャーすることも重要な仕事です。

仕事のやりがい

内視鏡を洗う洗浄機を複数台保有している大病院は、トラブル時も他の洗浄機を使えるのですが、クリニックは1台しかない施設が大半です。以前、お客様から朝8時に入電があり、「洗浄機が壊れて動かない。検査があるので何とか午前中までに直して欲しい」とのことで、急いでクリニックに向かったことがあります。復旧は10時となりました。そのとき「こんなに早く直してくれるなんて。これで安心して検査できるよ。ありがとう!」と感謝の言葉をいただき、とてもうれしかったことを覚えています。現場に駆けつけてその場で復旧できたときに、お客様から感謝の言葉をいただけることは、この上ない喜びです。

仕事をする上で大切にしていること

私の仕事はトラブルを解消することだけでなく、故障予防の勉強会・トラブルの報告などお客様へ説明する機会が非常に多くあります。そのため、誰が聞いても分かるような、言葉選びや説明を心がけています。さらに、客先では、お客様のお名前を呼ぶことや、ときには世間話をして距離を縮めることも意識しています。相談されやすい環境を作り、困ったときにはこの人に聞けば何でも解決してくれると感じていただくことで、安心感を提供できると思っています。

今後の目標

新製品リリースへ向けて現場の意見を開発元へ意見具申できるようになりたいと思っています。どんな製品でも、「ここが改善されれば、より良い製品になるのでは」というアイデアが浮かんできます。現場の最前線で業務を行うメンバーやお客様の声を集約し新製品へ反映させて、その製品が日本中で使用され、お客様に満足していただくことが私の目標です。将来、自分自身が携わった製品が、世に広まり、その機器によって大切な人の命が助かればと願い、これからも人々の健康に寄与できたらと思います。

入社前と入社後のギャップは?

入社前後で感じたギャップは、上司との距離感の近さです。入社前は、上司は話しかけにくい存在というイメージがありました。しかし、入社して外回りして会社に戻ると、「今日のお昼は何を食べたの?」「何か心配なことはない?」と、気さくに話しかけてくれます。先輩方も気にかけてくださり、職場全体で新入社員を育てようとする気持ちが伝わってきました。