コミュニケーションズ

※所属・仕事内容は取材当時のものです。

経営戦略室 経営戦略 コミュニケーションズ

現在の仕事

2013年に新卒入社後、静岡営業所で内視鏡処置具の営業を4年、内視鏡の製品導入・販売促進を4年半経験しました。2021年10月オリンパスマーケティング発足と同時に現在のコミュニケーションズの仕事にCPC(キャリアパスチャレンジ)という自分の意志で募集部署にエントリーができる制度を使って異動しました。私の現在のミッションは、オリンパスマーケティングの新たなカルチャーを醸成することです。Our Purpose(世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現)に対して一貫性があり、社員が各々の個性を発揮しながら自律して行動できる組織をつくりたいと思っています。また、約1400人の社内のコミュニケーションが円滑に進むように仕組み作りをするのも私の仕事です。当時前例がなかった中でも、CPCを使ったのは在籍中の部署で成果を出すことで異動が叶う制度ということに興味を持ったからです。異動前の部署の仕事もとてもやりがいを感じていました。長い経験と共にスキル磨くか、新しい環境に挑戦するか迷いました。しかし、学生時代から成果が出るチームの作り方に関心があり、組織文化を学ぶゼミに入っていたこともあり新会社発足という記念すべきタイミングで社内カルチャー醸成をど真ん中で考えられる部署ができたことは運命的なものを感じました。このチャンスを逃したくない、せっかく自由にチャレンジできる制度が始まったのだからトライしてみよう!と思い応募しました。

仕事のやりがい

魅力は、色々な立場の人の話を聞くことができて視野を広げられることです。職種、年齢、役職問わず色々な方と話す機会が多くあります。入社から10年が経ち多くのことを理解しているつもりでしたが、自分自身の視野が非常に限定的だったことに気づきました。
当社はメーカーとして歴史を積み重ね、WEBツールも発展してきたことで業務分担がされ業務は比較的効率的に仕事ができるようになりました。しかし今の時代にお客様に更なる価値提供を行っていくためには、もっと変化に強く、現在の常識さえも疑って新しいことに果敢にやっていかなければいけない。そんな時代に機能と役割だけをふりかざして無理に組織を動かしても、うまくいかないと思っています。それは人が会社を作っているからです。コミュニケーションという仕事は一見医療事業と離れているように見えるかもしれません。遠回りに見えても、企業理念や仲間の活躍・想いを丁寧に発信し続けることで確実に組織はよりよくなり、最終的にはお客様への還元できると確信しています。そのために私は常に挑戦をしつづける気持ちとフラットでいることを心がけています。

当社の魅力

まず1番には社会貢献度の高さです。実は私の祖母も過去に胃がんが見つかったことがありました。当時、内視鏡で早期発見できたので根治的治療をすることができました。世の中に、実際に体の中を観察して健康であることを証明できたり、早期がんを発見し且つ治すこともできる製品は中々ないと思います。まさに当社の企業理念である「世界の人々の健康と安全、心の豊かさの実現」を届けることが出来ている製品だと誇りに感じています。また、社会貢献度の高い事業であることから、仲間と助け合おうとする風土がある所も好きです。最新の医療機器を広め、安心して使っていただくことを使命とし、自分の家族が検査や治療を受けることを想像しながら、プライドを持って働いている方が多いと感じています。スタッフ部門になっても社会貢献への想いを持って働けることは当社ならではの強みだと思います。

今後の目標

私自身は製品を作ることも、治療をすることもできないですが、時代を超えても世界中から必要とされる日本企業であり続けたいという夢をもっています。それは世界で初めて、実用的な胃カメラを開発し普及させた会社で働いていることに心から誇りを感じているからです。【”やっぱりオリンパスだね”と選ばれ続けるリーディングカンパニーでありたい。】【沢山の方に使っていただいて、多くの人の健康を守り続けたい。】この想いは入社からずっと変わらないです。仕事内容への拘りはありませんが、今は”人”が作り出す力を信じて、ワーキングスタイル、職場の文化といったソフト面の変革を行って貢献をしていきたいですね。だからこそ、感謝の気持ちと想像する力を養うこと大事にしています。今の私がいるのも先輩後輩、そして先生方をはじめとする医療スタッフの方に沢山教えてもらえたおかげです。1つ1つの仕事に正面から向き合って、感謝の気持ちを忘れずに、常に自分ができる最大限の努力をしていきたいと思っています。